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作業療法士の普及に貢献します。 

1年目ミチル新人

新人(1年目:春)
私の養成施設の学生の頃の成績は40人中15位といわゆる普通の成績でした。
作業活動は好きですが不器用です。何故不器用と言うと矯正的右利き(本来は左利き)だからです。『利き目と利き手が合うと器用になる』と言われていますが、矯正された時に右利きでも左利きともに発達が遅れたのでしょうか?両手とも不器用です。
そんな私が入職したのは医療法人でした。
地元では、120床(ベッド数が120個)しかない小さな病院ですが、地元に密着している法人でした。
この医療法人が新病院の移転に伴い、リハビリテーションの大幅な規模拡大を行ったPT5名、OT2名と大幅な入職があり、私もその1人として入職しました。
私は学生の頃から地元の病院で働きたいと常々思っていましたし、この頃は『先輩のいないOT室の開設』に憧れていました。
この頃には(作業療法室 施設基準1)という基準があり、病院のOT室には木工室や和室もあります。(比較的に新しい施設だと思います)
私と一緒に入職したOTのKさんは、新病院が出来るまでOT室がないので老健に行って欲しいといわれて半年間は老健で過ごしました。
老健とは、介護老人保健施設のことです。
私が入職して最初に困った事は、『どうしたら、患者さんが良くなるのか分からない?』 ということです。
本当に分からなかったのです。
患者さんの治療ってどうしたらいいのだろう?
どうしたら良くなるのだろう?
学校で習っただけではわからないものがいっぱいありました。
そういう意味では、ごめんなさい。本当に『全く駄目な新人OT』 でした。

しかし、幸いな事に周りには優秀なスタッフが揃っていました。
OTの上司はボバース講習の資格を持っており、PTの上司は徒手的な技術に大変優れていました。OTの上司からは半年間レポートを提出し、PTの上司からは2週間に一度のペースで勉強会を開いてくれました。
この時点で上司から私が学んだことは、作業療法士として訓練を行うのではあれば、『技術(テクニック)が必要』 ということ。また脳梗塞や骨折のリハビリを行うにあたり、『 全ての動きには筋肉が関与している』ということです。
単純な私はとりあえずテクニックと筋肉の作用を教科書で確認することに必死でした。
本当に笑えないくらい出来ない21歳の新人OTでした。

(夏)
この時期に、初めて上司に怒られます。
『 もっと仕事に責任を持たないとすぐ作業療法士が増えていくと使い物にならなくなるぞ!!』
何かのきっかけかは思い出せませんが、この言葉は頭に残っています。元々、純粋な性格をしていた(?)私です。
『使い物にならなくなる?』 と言われて驚き、以前にも増して必死で勉強し始めました。
ただ苦痛だったのが、PT勉強会です。
技術的な勉強会だったのですが・・・内容は『筋・筋膜リリース』。
当時は全く理解できていなかったのですが、患者さんを自分の手で触りますよね。その時に自分の手から筋肉のハリを感じる事が出来ます。(つまり、自分の手がセンサーになって、筋肉が柔らかくなっているかわかる) ただ私にはこの感覚が、全く分からなかったので、本当に苦痛でした。
でも、ある時にOTの上司のアドバイスによって私の中のセンサーが覚醒しました。
この感覚を掴むと他の技術も少しわかるようになってきました。
この夏の感想は、必死で勉強したこと、筋・筋膜リリースって凄い!と思いました。

(秋)
この頃は、OTの上司や勉強会でボバース法を勉強しました。
筋・筋膜リリースとは、筋・筋膜にアプローチする方法で、それだけでは脳梗塞の利用者には通用しない点が多くありました。ボバースは中枢疾患への根本的なアプローチができる方法と思い、勉強をひたすら行いました。
そして、新病院でついOT室の開設。
作業療法って、誰かに伝えることって難しいです。
作業療法士には、理学療法士は運動・言語聴覚士は言葉と明確な意思表示が示されていません。生活リハビリって;。でも、このときは、とりあえず基本的な運動療法を行えるようになりたい。自分らしい作業療法士を目指す前に、まずは基本的なところをできるようになりたい。そう思いました。

このときに覚えているのは、上司から勉強会でどのような作業療法士になりたいか?と聞かれたことです。

この時の私は、「スプリントも運動療法も何でもできる作業療法士になりたい」

それが私の出発点でした。
(1年目は、6か月は老健・6か月は病院で勤務していました。)


作業療法士ミチルのお願い

作業療法士ミチルでは作業療法の普及にむけて活動を行っています。
学生応援サイトの内容は、ミチル個人の見解であり実習指導者と相違がある場合もあります。
その際は、実習指導者に従い、より良い実習を行ってください。
専門サイトにおいて患者さんの同意・善意を得て一部写真を掲載しています。
そのため善意の写真を複製などをせず閲覧だけにお願います。
万が一、勉強会等で使用したい場合はご連絡をお願いします。


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